中国産墓石の種類と価格
墓石に使用される石材の中でも、金額を抑えたい場合によく使用されるのが中国産の石材です。中国には大規模な丁場(採掘場)も多く、様々な種類の石材が産出されています。
中国産墓石の種類
代表的な中国産墓石として、
623白御影石が挙げられます。全国ほとんどの石材店で扱われている石材で、白系の最も安価な種類の石材です。 その他、614、
663(桜小目石)、
654、といった数字のつけられた石種が多種あります。これらは基本的に採掘された地域によって名称がつけられており、三つの数字の頭が「6」で始まる石種は中国の福建省で採られた石であることを示しています。
福建省の丁場は港に近く、運搬の費用が少ないことから特に安価な種類が多いといえます。
北大青や
黒龍石といった固有の名称で呼ばれるものもありますが、そうした名称は地域によって呼び名が違うこともあります。相見積もりなどで墓石を比較検討される際には、名前よりも数字やアルファベットで構成された品番や、石材店から実績の説明を聞いた上で判断されると良いでしょう。
中国産墓石の価格
中国産の墓石の魅力はその手頃な価格にあります。
国産の墓石と比べると、原価で2倍~10倍以上もの価格差があることもあります。中国産墓石は、輸入品であることや安価であることから品質の面で心配をされるお客様も多くいらっしゃいますが、実は中国産の墓石は品質も悪くありません。というのも、中国産の石材が安い主な理由はその流通量の多さに起因するものであり、石の品質の良し悪しとは関係が薄いのです。中国で採掘される石の中には、国産の石材やインド産の石材に匹敵する、あるいはそれを越えるほどの石も存在します。
しかし、やはり本当に高品質な墓石材は採掘量も限られており需要も大きいため、中国産の墓石といえども高価格になりがちです。墓石を選ぶ基準は人それぞれで、価格や品質だけでなく石目や石材の持つ雰囲気で選ばれることも多いのが事実です。
できるかぎりお客様の希望に沿ったお墓をおつくりできるよう、当店ではご予算等に応じて、墓石や巻石に中国産の石材をご提案しております。
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