寿陵とは、生きているうちに建てるお墓、生前墓のことです。 元気なのにお墓を建てるのはどうなの?と抵抗のある方もいらっしゃるかもしれませんが、寿陵は中国の長寿を願う風習から来たもので、とても縁起の良いこととされています。自分の好みのお墓を建てることができ、相続対策にもなることから、最近では元気なうちに自分の墓を用意する人も増えています。ただし、公営墓地では寿陵を認めていないところが多いので、寿陵が行える墓地を選ぶ必要があります。民営の墓地の中には、寿陵が半数以上という墓地もあります。 寿陵では、墓石に生前戒名を刻んだ場合、その文字を朱色に塗っておき、亡くなってから朱を落とすのが一般的です。
寿陵を行う主な理由としては、次の三点が挙げられます。
墓地選びや墓石選びをする場合、墓地をどこにするか・墓石をどのようなデザインにするか・費用をどうするか、など決めることも多く、また場合によっては親族間での意見も合わせる必要が出たりと、意外と時間や手間がかかるケースもあります。寿陵では、生前にそれらを決めることで意見もまとまりやすく、亡くなった後に家族や親族にかける負担を減らすことができると言えるでしょう。
寿陵の場合、元気なうちに墓地や墓石を探し選ぶことができるため、時間に余裕をもって決断をすることができます。 また、自分自身で墓石のデザインや刻む文字なども決めることができ、より自分らしさやこだわりのあるお墓にすることも可能です。 実際に、寿陵のお客様は情報収集にも時間をかけておられる方は多く、使用する石やデザインに強いこだわりを持ってお墓を建立されるため、結果として非常にご満足いただけることが多いです。
寿陵の場合、墓地・墓石には相続税がかからず、遺産を多く残すことに繋がります。祭祀財産とは、墓地や墓石、仏壇、仏具、位牌、神棚など、祖先を祭るための財産をいいます。これらを受け継ぐ人を「祭祀承継者」といい、祭祀財産は祭祀承継者が単独で受け継ぐものなので、相続の対象になりません。そのため、生前にお墓を建てた場合、墓地や墓石などは祭祀財産と見なされるため相続税の対象とならず、節税になります。逆に寿陵でない場合は、遺族への遺産に対して相続税がかかったのち、その分を差し引いた額から建墓費用等を出すことになります。
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