失敗しない墓地選びの6つのポイントとは?
お墓を建てる際にまず用意しなくてはならない墓地ですが、どんな墓地を選ぶかによってそこに建てる墓石のデザインや、お墓参りのしやすさにも大きな違いが出てきます。
墓地選びの際に抑えておきたい、6つのチェック項目をご紹介します。
1.宗派
墓地や霊園によって、受け入れている宗派や宗旨が異なります。自分の宗旨宗派はもちろんですが、お墓を継承する方も含めた先々のことも含めてしっかりと検討する必要があります。
2.立地
意外と軽視してしまいがちなのが立地です。お墓参りのしやすさは非常に重要で、墓地や墓石を購入したときは大丈夫と思っていても、交通の便が悪いと次第にお墓参りが大変になってしまうこともあります。身体を壊したり、動けなくなった時のことを見据えて、立地やアクセスの面も考慮しておくことが大事です。
3.価格・費用
墓地を利用するには、墓地の永代使用料・管理料などが必要になります。無理せず購入できる墓地を探しましょう。また、墓地だけの価格ではなく、墓石の価格も合わせて考えることができるとなお良いです。
墓地が安くても立地や区画の環境によって墓石が思った以上に高額になってしまったり、逆に墓地が高く感じても、墓石の価格と合わせた総額で見ると安いといったケースもあります。
墓地を決める前に、石材店に相談をしてみるのも一つの手です。
4.環境
日当たりの良し悪しによって、墓所の印象がまるで違ってくることもあります。
一方で、強い日差しや雨風などによってお墓は徐々にではあるものの傷んでいきます。また、土砂崩れや地盤沈下などの恐れもありますので、山間部の墓所などでは地盤の確認も必要です。
環境面も総合的に見て確認しておきたいポイントです。
5.施設・設備
各霊園・墓地で利用できる設備は様々です。管理事務所や駐車場、お手洗い、休憩所、法要施設など、諸設備の有無や規模を確認しておきましょう。
設備は充実しているほど便利ですが、その分管理料が高くなっている場合もあります。自分たちにとって必要な設備なのかどうかを見極めることも大事です。
6.管理・経営
お墓を建ててからが霊園・墓地・墓石との付き合いの始まりです。管理が不十分であったりすると、墓地が荒れ果てせっかくの墓石が台無しになってしまうことも考えられます。管理が行き届いているか、また、経営が順調かチェックしておきましょう。