大島石のランク
大島石 特級
大島石特級は、愛媛県今治市の宮窪町の採掘場を中心に採掘される青みがかった石目の細かいのが特徴の石です。
昨今では、採れる採掘場も少なくなっており、大変希少価値の高い石です。
大島石 一級(一等)
大島特級に比べ、石目が大きく、時間を経過とともに青みが増すのが特徴です。
石目のやや大きなものが「一級」と呼ばれ、特に関西・中国地方で人気の高い石種です。
大島石 カレイ
大島北東部にあるカレイ山にて採掘され、石目がやや大きく、黒玉が出現することもありますが、二等に比べ安定しており、石碑・巻石ともにお使いいただけます。
大島石 二等
大島一級よりより石目が大きなものが二等と呼ばれます。石材店などによって二級と呼ばれることもあります。
石目が粗いため、白や黒の玉が目立つため、石碑よりも巻石などに使用されることが多い石です。
大島石のランクについて
大島石のランクは、品質によって大きく三種類に分けることができます。最も良いものは、細目で大島の特級と呼ばれています。中間に位置するものが一級と呼ばれ、品質としてはこちらも十分に良い石ですが、特級と比較するとやや劣ります。そして最後が、目が粗く白みの強い、二級や準一級の石材となります。ランクによってお墓のどこに使用されるかが異なったり、石材の価格に差が生じます。
大島石をランク分けした際の呼称は、石材店や石材商社によって異なる場合がございます。
ランクによる違いとしては、青みや石目の細かさ、吸水率等が挙げられます。また、二等などは白や黒の玉が目立つことが多いのですが、高いランクのものほど出にくくなります。天然石のため、二等などでも切り出し等によって出ない場合もあります。